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2016.07.04更新

先日、週刊文春で気になる記事を見つけました。
健康保険が適用でき、虫歯治療の中心として使用されている銀歯についてです。
記事の内容をいくつか抜粋すると
・被せ物の銀歯の平均寿命は約8年、詰め物の銀歯で約5年を経過すると再治療が必要
・金属アレルギーのリスクが銀歯にはある
・海外では銀歯をほとんど使用せずに、セラミックを使用しての治療がほとんど
・銀歯は素材が硬く、他の歯を傷つけてしまうことも
・歯の状態と認知症の関係

記事を読むと銀歯で治療をするよりは、セラミックを使用する方が断然いいという内容で、おそらく歯科医師のほとんどが同様の意見を持っているはずです。
ではなぜ虫歯治療で銀歯が多く使用されるのかと言うと、銀歯は保険が適用されるので、治療費が安く済むが、セラミックなどを使用すると保険が適用されない為、治療費が高額になってしまうという点。
セラミックを使ったメタルフリー治療は、身体や見た目も良く、虫歯の再発防止にも繋がりますが、高額な治療の為、患者さんに進めると「あそこの歯科医院は治療費が高い」などのイメージを持たれてしまうのではないかという事から、なかなか患者さんに進めれないという方が多いようです。
今回の週刊文春の記事を読み、メタルフリー治療に関心を持ってくれる方が増えればいいなと願います。

投稿者: みどり歯科

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